センター勤務で苦手を克服 支えてくれた生涯の友
西日本拠点 センター管理者
小栁 亜加子さん
センター勤務で苦手を克服 支えてくれた生涯の友
西日本拠点 センター管理者
小栁 亜加子さん
本人の意図に依らず、なぜか話しているだけで元気をもらえる人―。小栁さんとの会話で真っ先に受けた印象です。社内イベントなどにも多数出場し、多方面から高く評価されている小栁さん。PM(プロジェクトマネジャー)として繁忙の日々が続きますが、疲れの色を見せることなく日々の業務に取り組んでいます。今回は、小栁さんが元気をキープしている秘訣についても深堀させてもらいました。
アルバイト時代を含め、今年で入社18年目を迎えた小栁さん。入社当時は大学生だったそうですが、他社への就職は希望せず、継続してTMJでの就業を希望しました。
「2003年、大学時代にアルバイトとしてTMJに入社しました。センター業務は初めてでしたが、こちらからお客様に架電するスタイルが性に合っていたのか、結果を出すことに日々楽しさを感じていました。アルバイトを続けるうちに、自分の努力が形になって返ってくることを実感。数字など目に見えた形で反映されていくことにやりがいを感じ、大卒後もTMJでの就業を希望するようになりました」
現在はPMとして複数の案件を同時に管理している小栁さん。前年度から続いている業務にも一部応援に回るなど、まさに多忙を極める日々を過ごしています。ただ、そうなるとやはり気になるのが身体のこと。普段はどのように健康管理をしているのでしょうか。
「独学で栄養学を勉強しています。もともとは趣味の一環でしたが、勉強を始めてみたらどんどん興味が湧いてきたので、今では食生活アドバイザーの資格取得に向けて学習を続けています。仕事をこなす上では健康が第一。ネガティブになってきたな…と感じたらまず栄養補給!身体の健康は心の健康に直結すると思うので、バランスの良い食生活を心がけています。特に、1度の食事で20種類以上の食材を使い、まんべんなく栄養素を取り入れるようにしています。きちんと栄養を取ると正しい考えができるように感じますね。あとは、あえて駅から遠い場所に家を借り、通勤時によく歩くようにしています」
健康維持のための努力を欠かさない小栁さんですが、「20代の頃はダラダラとすごしていた」と振り返ります。自身の身体に向き合うことになったきっかけはどのようなものだったのでしょうか。
「一人暮らしでコンビニ食が続いたことに疑問をおぼえ始めたことがきっかけです。母が料理上手だったので自分もできるのではないかと思い立ち(笑)、料理を始めると同時に栄養を学び始めました。もともと学ぶことは好きだったので、どうせ料理をするなら栄養学という根拠に基づいた形で始めたい、と。これは仕事でも同様で、根拠やロジックを学び、その後実践へと移すスタイルが根付いているように思います。分からないことは自ら調べて、実践して、自分の知識として吸収していく。この積み重ねで自分の身体を作り、仕事では成果を上げていく。今はこのサイクルがとてもスムーズに回っている気がします」
体調管理を心がけながら長く活躍を続ける小栁さんですが、入社当初は意外な悩みも持ち合わせていました。現在の小栁さんからはおよそ想像のつかない一面です。
「三人兄妹の中間子なのでコミュニケーションが得意だと思われることも多いですが、実際は真逆の性格でした。子どものころから人とのコミュニケーションは大の苦手。できれば1人でいたかったタイプです(笑)。TMJに入社してからはコミュニケーションの面でかなり鍛えられました。1日10人以上と話し、それを年間で換算したらものすごい経験値になる。さらにセンター内でも多くのスタッフと話す機会があり、圧倒的な会話量でコミュニケーション下手を克服することができました。コミュニケーション力をアップさせたことは私の大きな財産になっています」
小栁さんにとって、コミュニケーション力の向上とともにもう1つの財産があるといいます。それは、「TMJに入社してよかった」と思える大きな要素でした。
「同期入社で、昇格のタイミングも同じだったKさんの存在です。入社当初から些細なことでも相談し合い、社内イベントにも一緒に出場するなど、共に成長してきた実感があります。Kさんがいるから頑張れる。まさにTMJでみつけた生涯の友人ともいえる方です。仕事ではもちろん、プライベートでもお世話になっていますが、最近はコロナ禍でなかなか会うことができないので残念ですね」
気の置けない同僚の存在は、仕事をする上でも、将来のビジョンを描く上でも大きなモチベーションとなってくれます。小栁さんは、同僚との良好な関係を社内に還元させようと日々奮闘しているようです。
「TMJの掲げる『with your style』に共感しています。スタッフがやりたいことを形にして、一人一人の力で会社が大きくなるような仕事がしたいですね。スタッフの中には定年を迎える方や副業で就業している方、育児中の方など様々な方がいますが、誰もが自分の力を最大限に発揮できる環境を整えてあげたいです。また、スタッフから話しかけやすい存在でいられるようにすること、ポジティブな思考へと押し上げていけるような上司であることを意識しています。また、今後は専門知識をもって誰かを支援していけるような仕事もしてみたいですね」