常に新しいことにチャレンジを続け、次のステップへ

センター管理者

大下 直人さん

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夢を追いかけながら上京、自分の将来と葛藤しながらTMJに入社をした2007年4月。入社から12年が経過した現在も常に”挑戦“することを忘れない大下さんの姿がありました。

■音楽活動と仕事を両立  

大下「上京するきっかけは音楽でした。大学時代にバンドを組み、地元の広島でインディーズデビューもしながらメジャーデビューを目指していました。そこで、バンドメンバーと一緒に上京しましたが、それが大きな転機となりました」

父親が警察で音楽隊の仕事をしていたこともあり、幼少期から身近に音楽のある環境で育ってきた大下さん。中学校の時にギターを始めると、徐々にのめり込んでいきました。高校でもギターを続け、地元・広島の大学に進学してから音楽活動を行うサークルに所属し、バンドを組んで活動。大学卒業後も家電量販店でオーディオ機器の販売員として働きながらバンドを続け、2006年にメンバーと一緒に上京しました。

大下「上京してからも音楽を続けながら働ける仕事に就いていました。そんな時に目にしたのがTMJの求人でした。販売員の経験があったのでコールセンターの仕事もできると思っていました。音楽と仕事の両立に限界を感じながら、そろそろ腰を据えて働かなければならない葛藤の中で、新たな仕事へのチャレンジでした」

2004年から2006年にインディーズでCDリリース、バンド名『Specialize』のギターとして活動。そこまでのめり込んだ音楽からコールセンターの仕事を選ぶ大きな決断に、『学生時代から長く活動してきたからこそ自然と区切りはつけられた』と話す大下さん。気持ちを切り替えて望んだ初めてのコールセンターの仕事は、戸惑いも多かったと振り返ります。

大下「徹底的にコールセンター業務の基礎を教えられた初期研修を終え、すぐに実務がスタートしました。話し方のコツなどは教えられたものの、初めの頃は思うようにいきませんでした。実践を重ねることで鍛えられたのだと思います」

■「挑戦」を意識 ステップアップできる風土がある

大きな決断をしてTMJに入社してから12年間、オペレータから管理者へとステップアップ。今では人材配置や目標数値を管理する役割を担うなど、着実にキャリアアップしていきました。12年という勤務年数に我ながら驚いているという大下さん。長く続けられた理由のひとつには、TMJが大切にしている価値観”Value“の一つである「挑戦」に通じるものがありました。

大下「管理者として現場に立ちながらも、常に様々なことにチャレンジさせてもらえる環境があります。次のステップに進むため、都度目標を掲げるという積み重ねがありました。もちろん、今も日々新たなチャレンジを続けています。それが常にできる組織風土が整っていると感じています」

大下さんは今年度、東日本拠点が実施した『ネクストキャリア挑戦イベント』に参加。このイベントは、所属するセンターの次年度事業計画を策定、視座を上げてセンター運営を考える力を養うことを目的としています。また、従来事業計画を策定しているレイヤーに向けて発表を行い、評価・フィードバックを受けることで個人の成長の糧となり、キャリアアップを強く意識できるイベントです。将来のキャリアプランを描きながら参加に名乗りを上げた大下さんは、持ち前のロジカルな思考で練られた計画が評価され、見事『本部長賞』を受賞しました。

大下「受賞できたことは、とてもうれしかったです。しかし受賞したことにより、事業計画の実現を期待されていると感じています。これからしっかりと結果を出していきたいと考えています。計画立案、発表とアウトプットの面ではどうにか形になりましたが、センター自体をそのレベルまでブラッシュアップさせていく必要があります。今後はそのようにセンターを動かすことのできる存在になりたいです」

今回の受賞を「良い意味でプレッシャー」と捉えている大下さんのチャレンジはこれからも続きます。