キャリアアップも視野に仕事・育児をバランス良く両立!

首都圏 営業担当

藤田 悠さん

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人材斡旋領域のクライアントを担当する営業として多忙な毎日を過ごす藤田悠さん(2021年・中途入社)。クライアントが提供するサービスの利用者とキャリアアドバイザーとの橋渡しをする案件をメインに様々な業務に携わりつつ、新規案件創出に向けて幅広い提案活動も行っています。今回は、昨秋に育休から職場復帰し、現在フルタイムで働く藤田さんに仕事と家庭の両立についてお聞きしました。

これまでの仕事歴とTMJに入社した理由

TMJは2社目となり、前職では3年ほど求人広告の営業をしていました。以前勤めていた会社は残業も多く、仕事の“質”を上げるのではなく“行動量”を増やすことを求められがちでした。また、産休・育休取得後の復帰事例があまりなく出産・子育てのイメージができなかったため、もう少しプライベートと両立して働ける環境に変えようと思ったのが職探しのきっかけです。

そんなこともあり、TMJの入社面接では自分の希望する働き方についてのイメージを伝えながら進めていきました。TMJの営業職はクライアントのニーズに合わせたサービスを提供するという品質重視のスタイル。転職活動では人事やコンサルタントなど幅広い職種を検討しましたが、最終的には営業経験を活かしつつさらなるキャリアアップができそうなTMJに入社しました。

BPO業界は初めてでしたが詳しく説明をもらえたため不安感は全くなく、クライアントに寄り添う形で提案営業ができるという印象は入社前と今現在も変わっていません。

ずっと働き続けることを考えると「産・育休は最短!」が自分スタイル

入社3年目で出産を意識し始め、妊娠後の2023年1月~8月で産休・育休を取得しました。大きいクライアントを担当していたこともあり、妊娠が分かってからはすぐに報告。上長にも「おめでとう」と喜んでいただけて、休みに入る前も「安心していってらっしゃい」と送り出してくれたのが嬉しかったですね。

人生において子育てはすごく大事なことですが、自分としては仕事もかなり重要視しています。ずっと働き続けたいので、今後のステップアップを考えるとスキルや経験面で空白の期間があるのが自分的には非常にもったいない(笑)。ということで産・育休に入る前から早期復帰を視野に「最短で戻ろう」と考えていました。

復帰後からフルタイム勤務!状況が落ち着くまでは忍耐で乗り切る!

育休から復帰後の仕事の引き継ぎも比較的スムーズでした。マネージャーが案件についてしっかり把握していて何があっても対応できるという状態だからこそという面もありますが、個社の複数の案件に課全体として対応しているため、仕事の受け渡しがしやすい環境でもあるのかなと思います。

繁忙期は夜中まで働くことがあるものの通常は定時での帰宅も可能なため、職場復帰してからはフルタイムで働いています。大変だったのは昨年職場復帰した時です。保育園に入りたてで子供がかなりの頻度で熱を出したので、この時はどうしようかと思うくらい悩みましたね。半休や全休して病院に連れて行き、子供が寝ている間に仕事をするという状態でしたが、今では免疫もついたのか安定してきたのでホッとしています(笑)

仕事と家庭の両立だからこそ可能だった、どっちでも“頑張る!”

予想外だったのはもっとずっと大変だろうと身構えていた仕事と家庭の両立が意外とできたことです。私は「終わるまでやり切る」という仕事を優先しすぎてしまう傾向がありましたが、復帰後は「時間内に収める」へと意識を変えました。とは言いながらタスク完了ばかりに気を取られると家が乱雑になってくるので、仕事と家庭のバランスを常に心がけています。

それまで自分の脳内は100%仕事だったのですが、保育園に預けてからは“仕事の時間”/保育園から子供が家に帰ってきてからは“癒しの時間”という風に区切りをしっかりつけるようにしています。結構メリハリがついてきたため時間あたりの私の生産性は上がっているんじゃないかと思います。

気持ちの上でも変化がありました。それまでは自分のために働いていたのですが、今では家族のために働いているという意識が強くなってきました。子供がいるから仕事も頑張れます。仕事で失敗しても家で癒されるので「また明日も頑張ろう」とか「どうやったら挽回できるかな」と気持ちの切り替えが早くできるようになった気がします。

その一方で、家で赤ちゃんとずっと一緒にいると大人と会話したいという欲求が出てきます(笑)。そんな時に会社の会議で議論が白熱した時にはアドレナリンが出るような充実感を感じることも。子育てとはまた違った楽しさで、仕事も頑張ろうと思える瞬間ですね。

両立の鍵は“自分のタスクはしっかりやり切る”と“チームワーク”!

今回復帰のタイミングでフルタイムを選びましたが、私の職場では選択肢の中に在宅勤務を含めていただけているのがありがたいですね。また、子供の急な発熱でお休みをいただく際も、子供優先という雰囲気をみなさんが作ってくれています。担当案件の調整など仕事の負担は課長に行くのですいませんという感じですが(笑)、そこでの挽回はしっかりするように心がけているので良い関係性を築けているんじゃないかなと思っています。

また家庭においても夫がかなり育児を手伝ってくれます。私の仕事に対しても出社はもちろん「必要があれば出張も大丈夫」と言ってくれているのでなんとか乗り切れています。

このように仕事でも家庭でもチームとして良いコミュニケーションが取れていて、相談やお願いごともしやすいので助かっています。そのぶん締め切りがあるタスクについては自分で責任をもってやり切る!ことを実践するようにしています。

同じライフステージを迎えている&迎えつつある方へメッセージ

仕事と育児の両軸があるからこそ片方の時間がもう片方の良い息抜きとなって、それぞれをさらに頑張れるという相乗効果もあります。だから自分にとってはこのメリハリが効いたバランス感が仕事と育児を両立する最大のメリットだと思っています。

TMJでは男性の方でも育児休暇を取得していますし、産休・育休が取りやすい会社です。所属する職場状況や上司・仲間との関係性もあるかもしれませんが、仕事と育児の両立に向けて相談にのってくれる雰囲気や環境だと感じていますので、自分なりの働き方を見つけていけるのではないでしょうか。