人を活かし、一緒になってビジネスを創り上げる楽しさは格別!
首都圏 センター管理者
澤田 由紀子さん
人を活かし、一緒になってビジネスを創り上げる楽しさは格別!
首都圏 センター管理者
澤田 由紀子さん
TMJの顔としてセミナーなどにも度々登壇する澤田由紀子さん(2005年入社)。首都圏に点在する複数拠点で、委託業務のマネジメント及び派遣案件を管理するマネージャーとしてモチベーション高く活躍中です。
社会人当初は地元熊本で病院のカルテの電子化を推進したり、法律事務所でデータベース構築のフレームづくりをしたりなどIT系の仕事をしていました。TMJとのご縁はメールサポートの募集を見つけたため。当時はメールやパソコン操作ができる人間が少なかったためか時給が高く(笑)、気軽なアルバイト気分で転職しました。
その後、入社した案件は1年足らずでクローズしてしまいましたが、窓口業務への異動と同時にSV(スーパーバイザー)へと昇格。コールセンター業務に加えて、調査・アウトバウンド系のデータ分析システムの構築も行いました。
それからしばらく熊本で働いていたのですが、ふと「東京に出よう」と思い立ち退職を決意。しかし当時のセンター長に東京への異動を勧めてられて退職を翻意し、2012年に上京。それから数年後にLSV(リードスーパーバイザー)へと昇格、2018年に正社員登用され、役職変更を経て今に至ります。
実は人前に立つのが何より苦手で、最初からマネージャーを目指していた訳ではありません。ただ、これまでいくつかのセンター勤務を経ていろいろなタイプのメンバーと出会う中で強く感じたのは、「マネジメントの利点はメンバーを多面的に見てきちんと評価できる」ということ。スペシャリスト方面に進むかマネジメントの方向に行くか悩んだこともありましたが、私が本当にしたいことは『人を活かす』ことだと気がつき、マネージャーになることも意識しはじめました。
それからほどなくしてマネージャー登用の打診をもらった際には、私を信頼して役割を任せていただけたことがとても嬉しかったので、「よしっ、やるぞ!」と思った記憶がありますね(笑)。不安もありましたが、そちらに行くと決めて手を挙げた以上はもう上を目指して進んでいこうと決心しました。
役職が上がって1つのクライアントの案件だけでなく複数の業務に関わる立場になれば、もっといろいろな人や仕事に出会えるはずです。仕事をする上で様々なことに携わり、豊富な経験を通じて「さらなる高みへ」という願望もあり、これらの想いが私のキャリアの支えになっている気がします。
強力なリーダーシップを発揮するというタイプではないので、私のリーダースタイルは完全に伴走型です。ただ私自身もストレッチ目標を与えられ、そこにたどり着くため尽力するという環境で育ってきたので、メンバーにも現状より少し上を目指して欲しい。私が期待値を含めた目標を示すから、できない時は一緒に少しずつでも目標に近づいていきましょう、という感じですね。
リーダーになった当初は、力強く引っ張っていくという男性上司のリーダー像を目の当たりにしていたため自分にもできるのだろうかと悩み、いろいろな方向を模索しました。そして自分が到達したい理想の状況を思い浮かべ、そこにたどり着くにはどうすればいいのか?と逆方向から眺めてみて思い至ったのは、メンバーたちがついてこられるところまで引き上げるスタイルが自分らしい在り方だろうと。完璧な司令塔ではなく、一緒になって目標まで歩んでいこうと考えました。
今、メンバーと接する際には「基本的に私は暇です」というスタンスをモットーにしています。実は以前、メンバーたちが「お忙しいところすみません」と声をかけてくることに気がついたことがありました。そこで彼らから見えている自分の姿を知り、それからは“暇であること” を大切に、自分の業務はひたすら整理して効率よく回すよう心掛けています。
リーダーとしてのやりがいは、やはりメンバーが育っていくことですね。次のキャリアを目指していく際の一翼を担えているのは何よりの栄誉です。そしてメンバーと一緒になってビジネスを創っていきたいという想いがあるので、クライアントを動かして、去年とは違う領域にチャレンジしていけたらいいですね。
リーダーとは目的にむかって牽引する者であり、成果を挙げる者であると思っています。
自分がメンバーだった時は一つ一つの事柄に一喜一憂していたのですが、リーダーになってからは全体を俯瞰的に見て、次にするべきことは何かという方向に思考が働くようになりました。責任は増えたと思いますが、やりたいことが自分のやりたいようにできるということも増えています。
また、ビジネスでの高揚感がすごく楽しいこともやりがいに繫がっています。困難にぶち当たった時にそれを解消したり、より良い状態にしたりできるのは私しかいないと思うと闘志がわきますし、成し遂げられた時には成長を実感できる。この感覚が忘れられなくて(笑)、次から次へとこなしながら前に進んで来られました。
仕事をする上でもう1つ大切にしていることは「美しくあること」です。TMJは高品質のサービスを提供していますが、日々の業務の中では改良の余地があることに気づくこともあります。自分が担当する複数の案件では、その不具合を正し、改善でキレイに整えられたため、今後は他のセンターにも伝えることで「キレイに整える=美しくある」ことを横展開していけたらいいですね。役職が上がる=影響力が増す・影響範囲が広がる・その機会が与えられるという風に考えると、次の役職に向けて視野を広げる良い機会になりそうです。
そんなリーダーとして学びとなるのは常に上長の方々ですが、「女性で初めての〇〇」という存在になることが人生の目標の1つでもあるので、TMJでの“初めて”を切り拓ければいいなと思っています。
会社に対して成果だけでなく影響を与えていくためには、会社が今、何を必要としているのかを知らないといけません。最近はそのために会社や自分の「役割を知り」、「仕事の幅を広げる」訓練をするなど、管理者として絶賛勉強中です(笑)。