TMJは、ベネッセのインハウスコールセンターとして1975年にオペレーションを開始し、その後乳幼児〜 高校生向け通信教育講座「こどもちゃれんじ」「進研ゼミ」のお客さま相談窓口として蓄積してきたノウハウと実績をもとに、92年にベネッセの100%出資グループ企業として独立しました。以降積極的に事業を拡大し、現在ベネッセ業務が同社の売上に占める比率は4分の1以下になっています。
ベネッセでは、本年度よりCMO(最高市場戦略責任者)を設置し、全社を挙げてマーケティング戦略・活動を推進しています。テレマーケティングを従来のコールセンター機能にとどめず、さまざまなメディアを使って企業のセールスやマーケティング活動をトータルに支援していく存在へと進化させ、またそのサービス領域も拡大しているTMJのノウハウは、今後のベネッセの成長の鍵を握るものです。
この背景のもと、この度、ベネッセ関連コンタクトセンター業務の事業譲渡を決定し、一気通貫の組織体系を形成することが、ベネッセのマーケティング戦略の強化、成長の継続につながると判断いたしました。また、TMJにとっても、外販戦略に経営リソースを集中し企業価値の最大化を図ることとなります。