PacificHub社は、フィリピン国内で、電力・放送・通信などを手がけるLopezグループのBPO企業で、北米、アジアパシフィック、ヨーロッパなど30社以上のクライアントに対しオフショアのコールセンターサービスやBPOサービスを提供しています。フィリピンは、多言語国家でありながら、英語力の高い人材がアジアパシフィック地域の中でもっとも多く、2010年には、コールセンターアウトソーシングの分野で、インドを抜いて世界最大規模の市場となりました。こうしたBPO激戦地において、2004年の設立以降、急速な成長を遂げてきたPacificHub社は、最先端の設備や、ISO・HIPAAなどの国際的なセキュリティ認証、高品質なサービスを生む強固な人材マネジメントシステムなどを有し、グローバル企業の多様なニーズに応えています。
PacificHub社とは
サービス提携の目的
今回のサービス提携の最大の目的は、TMJと、TMJの子会社で、中国でコールセンター運営サービスを提供している益峰客戸関係管理(上海)有限公司(英語名Value Communication Services, Inc.(以下、VCS))、そして、PacificHub社の3社が、相互にサービス提供エリアおよび、サービスの領域を拡大することです。このサービス提携によって、特に、成長著しい中国・ASEAN地域への進出を検討している企業に対して、3社が培ってきたノウハウや技術を相互に活用し、広範なコールセンター・BPO領域のサービスを提供することが可能となります。
また、PacificHub社のオフショアコールセンターサービスを活用することで、北米、ヨーロッパ、オーストラリアといった英語圏の市場向けに低コスト・高品質のサービス提供が可能となることから、TMJやVCSのクライアントである日系・中国系の企業に対して、TMJの経営理念でもある「Client Value」を発揮し、これまで以上に事業に貢献できるものと期待しております。
今後の予定
今後は、お互いのクライアント企業に対して、マルチチャネルコンタクトセンターや、その他のBPOソリューションを提供すべく、マーケティング活動、セールス活動において協業してまいります。
同時に、PacificHub社に対して、これまでTMJがVCSに行ってきたのと同様に、顧客満足度向上や業務効率化の推進といった、高い評価を受けているTMJの生産性改善ノウハウの指導、導入支援を行い、PacificHub社の事業拡大をサポートしていく予定です。
PacificHub社 概要
設立:2004年
本社所在地:10th Floor, JELP Business Solutions Center,409 Shaw Boulevard,
Mandaluyong City, Metro Manila, Philippines 1552
代表者:Manuel Lopez Jr.
株主:Crypton Holdings(Lopez Group Company)100%
事業内容:フィリピン国内に2つのサービス拠点を持ち、オフショアを中心としたBPOサービスを展開するソリューションプロバイダー。ISP、製造、通信などのグローバル企業への英語によるオフショアオペレーションを中心に、公共、メディア、通信などの地元企業に対する現地語の多言語オペレーション、事務系業務など、多岐にわたるBPOサービスを展開。
益峰客戸関係管理(上海)有限公司(VCS)概要
英語名:Value Communication Services (Shanghai), Inc.
設立:2002年7月
本社所在地:中国上海市宝山区真华路1781号
代表者:董事長兼総経理 宋 健名
株主:株式会社 テレマーケティング ジャパン(100%出資)
主な事業内容:コンタクトセンターサービス、CRMコンサルティング、市場調査、営業仲介等
URL:http://www.vcs-china.com