全日本選抜QCサークル大会概要
全日本選抜QCサークル大会は、全国のQCサークル各支部から推薦されたサークルが集い、優秀事例を発表し相互研鑽する場として1971年に創設された、歴史と栄誉ある大会です。第11回目となる本年度は、6月8日(金)に日経ホールにて開催され、総務・経理・顧客対応や医療など、多種多様な業種の企業・組織や事務・間接部門から15サークルが発表を行いました。
TMJはコールセンター業界では初の全日本選抜大会出場を果たし、2011年に金賞・銀賞をダブル受賞以来7年ぶり2度目の金賞受賞を果たしました。
主催:QCサークル本部・一般財団法人日本科学技術連盟
共催:QCサークル北海道支部、東北支部、関東支部、東海支部、北陸支部、近畿支部、中国・四国支部、九州支部、沖縄支部
受賞チーム概要
サークル名: T-Style
活動内容 : 大手電気機器メーカーの問い合わせ窓口を運営する神奈川と宮城にあるセンター。その離れたセンターの距離を越えた3年間のQCサークル活動を紹介。高齢者応対品質の改善や顧客の不満を浄化させる応対の標準化など、顧客の目線に立った活動に取り組みました。活動による顧客やクライアントの満足度向上やサークル内でのリーダーやメンバーの成長過程が高く評価されました。
TMJの「小さな改善」活動
TMJ社内には、製造業で長年の実績がある「QCサークル活動」をベースにした「小さな改善」活動があります。コールセンター、バックオフィスセンターだけでなく、経理や人事といった管理サポート部門も含め、正社員からパート、アルバイトまで全従業員が「小さな改善」活動を実践しています。2006年のスタートからこれまでの参加者は7,636名、テーマ数は1,653テーマ(2018年3月現在)にのぼります。
問題点や効果を定量化しづらいサービス業であること、200を超える多様な受託案件ごとに勤務場所や勤務時間が異なる複雑な勤務体系であること、正社員からアルバイトまで複数の属性の従業員がひとつの業務に従事していることなど、アウトソーシングビジネスにおいては、「QCサークル活動」の全社的な推進が難しいと言われています。しかしTMJでは、現場で発生するさまざまな問題・課題に対し、体系化されたQC(品質管理)的ものの見方・考え方に基づいて改善を実施。今ではTMJの文化となっています。
株式会社TMJについて
TMJは、株式会社福武書店(現・株式会社ベネッセコーポレーション)のインハウスコールセンターより独立分社化する形で1992年に設立。世界でも例のない継続型の会員制事業で培った生産管理、品質管理のノウハウを活かし、多種多様なクライアント企業のコールセンターの設計・運営から、調査・分析、人材派遣、人材育成などのサービスを提供しています。2017年には、セコムグループの100%子会社となり、より強固で安全性の高いグループネットワークを活かし、クライアントビジネスの成功をサポートします。