※QCサークルとは:全社的な品質管理活動の一環として、QC(quality control)手法を活用し職場の管理・改善に継続的に取り組む活動のこと
受賞概要
【チーム名】 0人にしちゃいます。
【活動テーマ】 挑戦であふれたみんなの1年 -0人なんて無理。から始まったQC活動-
【受賞内容】 第5778回 QCサークル大会(札幌) 金賞・北海道知事賞
【受賞理由】 「離職率削減」をテーマに1年間にわたり取り組まれた改善の具体的成果が示されており、チーム・人の成長がとてもよくわかるとして評価された
「事務・販売・サービス部門 全日本選抜QCサークル大会」 の概要
日本科学技術連盟QCサークル本部では、活動の普及と活発化、レベルアップを図るため、1971年にQCサークル本部長賞を創設しました。「QCサークルの基本」の精神に則り、他の範となるべき活動を行うサークルに授与されるもので、全国9支部から推薦された優秀なサークルが「全日本選抜QCサークル大会」で発表し、審査のうえ本部長賞(金賞・銀賞)が授与されます。2008年から、事務・販売・サービス(JHS)部門を対象としたQCサークル本部長賞が増設されました。
TMJの「小さな改善」活動
TMJ社内には、製造業で長年の実績がある「QCサークル活動」をベースにした「小さな改善」活動があります。コールセンター、バックオフィスセンターだけでなく、経理や人事といった管理サポート部門も含め、正社員からパート、アルバイトまで全従業員が「小さな改善」活動を実践し、2016年3月までに約1170チームが参加しています。
問題点や効果を定量化しづらいサービス業であること、200を超える多様な受託案件ごとに勤務場所や勤務時間が異なる複雑な勤務体系であること、正社員からアルバイトまで複数の属性の従業員がひとつの業務に従事していることなど、アウトソーシングビジネスにおいては、「QCサークル活動」の全社的な推進が難しいと言われています。しかしTMJでは、経営理念である『Client Value』を実践し、クライアントの事業成長に貢献することを目指して、すべての従業員が日々改善に取り組んでいます。また、2012年からは、新たに中国・上海にある現地子会社においても、QC手法を用いた中国版「小さな改善」活動がスタートしています。