コールセンター業務への活用に向け、研究開発が進むIBM Watson
IBM Watson(以下、Watson)は、自然言語処理と機械学習を使用して、大量のデータから回答候補を抽出認知(コグニティブ)するテクノロジーです。コールセンター業務においては、顧客とオペレータの会話から最適な回答を即座に提示するなど、オペレータ支援での活用が期待され、既に大手銀行などのコールセンターでWatsonの導入・研究開発が進んでいます。
エコシステムプログラム契約の締結は、日本語版Watsonを活用した付加価値サービスの開発および顧客への提供を目的としています。
AI技術の研究とコールセンターにおける活用
昨今、ビッグデータやAIの利用が進む中、TMJでもコールセンターへの活用を目的に、AI技術の研究を進めてきました。エコシステムプログラム契約の締結によりAI技術活用に向けた研究開発を更に強化し、2016年度中にAI技術を用いたサービスの提供を目指します。オペレータの負荷軽減、ユーザー利便性の向上など、コールセンター運営にAI活用が欠かせない近未来を見据え、研究開発を推進していきます。