コスト効果最大化のポイントは、サービスセンターの業務改善
全国のサービスセンター(SC)に届く保険金請求書類をデータ化し、SCの定型的な事務作業の集約を図ります。
電子データをもとにした業務フローと運用を再構築することで、業務改善・生産性向上を実現しています。
こんなお悩みはありませんか?
サービスセンターごとに書類管理・処理を行っているが管理・運営の状態にばらつきがある
保険金請求に必要な書類が多岐にわたる上に、お客様の事故や災害の状況によって請求書類も異なる。ひとつの事案でも不定期に書類が送付される。SCでの書類の管理は原本をベースに行われており、局地災害発生時にリスクがある。処理方法はSCごとに委ねられており、運営の状態にばらつきがある。
大規模災害が発生した際、エリアごとに対応要員の確保や支払い処理体制が必要になるが、対応が難しい
事故・災害が発生した場合の備えとして期待される「保険」の特性上、スピーディーな保険金の支払いとお客様対応が求められる状況であるが、災害の規模が大きくなればなるほど、臨時スタッフの確保や処理体制の構築に苦労している。
定型的な事務作業が各サービスセンターに分散しているため、拠点ごとのコスト差が大きい
保険書類を受領した後の開封、事案との紐づけ、支払入力、登録など、保険金支払い業務の中には業務工程がシンプルな定型業務も多くあるが、各SCに分散しているため効率化がしづらい。
業務改善・生産性向上を実現してきた実績がございます。
提供サービス
サービスの特長
保険金請求書類のペーパレス化により、
「原本の保管場所に依存しない運営体制の構築」が可能になります。
ペーパレス化においては、書面の種類に応じたスキャナ、OCRアプリケーションをご用意しております。
ペーパレス化を実現することで、損害遅延金発生リスクの低減、
局地災害時の人材調達における負荷軽減にもつながります。
サービスセンターの定型業務を集約し、BPOを活用して運営することにより、
SCの事案担当者がお客様対応に専念できる時間を創出します。
また、人材管理や育成にかかる工数も最小限に削減することができます。
プロジェクト成功のポイント
保険金請求書類のペーパレス化プロジェクトにおいて
複数の企業様をお手伝いさせていただいた経験から、
プロジェクトを成功に導くポイントとして、次の要素が挙げられます。
① 目的の設定、コスト効果/費用対効果の考え方
② ペーパレスを実現した後の実務・運用方法
③ 何から始めるか、やり方と踏むべきステップ
この3要素をキーファクターと捉え、盤石なものにしていくことが成功のポイントとなります。
保険金請求書類のペーパレス運用おける期待効果は、
「電子化による“脱”拠点制約」と「SC定型業務集約による業務改善・効率化」
が主流となっています。
このことを実現するためには、基幹システム整備、運営の変更/改善を並行して
着手することになるため、段階的な立ち上げをお勧めしています。
導入のステップ
ステップ1
ステップ2
ステップ3
TMJの強み・サポート体制
保険金請求書類のペーパレス化および運営支援において、損害保険会社様における一気通貫対応の実績・経験を蓄積しております。
本企画における立ち上げ、BPO運営のポイントを熟知しているTMJにお任せください。
(企画/構想段階~ペーパレス化~SC定型業務の運営)
導入事例
【保険金請求書類イメージ化・データエントリーBPO】
各拠点で紙管理をしていた保険金請求書類をイメージ化、
さらに業務を集約し、委託化によりコスト効果を創出
従来、紙運用であった保険金請求書類の対応について課題を感じており、書類のデータ化と運用方法を模索されていました。
また併せて、関連業務の集約とBPOの活用も検討されていました。
そこでまず、保険金請求書類のぺーパレス化を行うための基盤整備からを着手。アナログでの運用から電子化する中で新たにシステム設計・構築を行い、BCPも視野に入れた拠点制約を受けない運営体制を構築しました。並行してサービスセンター行っていた簡易業務を集約し、自社での運営から外部委託に切り替えることで、さらなる業務の効率化とコスト削減を実現しています。
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