全日本選抜QCサークル大会概要
全日本選抜QCサークル大会は、全国のQCサークル各支部から推薦されたサークルが集い、優秀事例を発表し相互研鑽する場として毎年行われています。第14回目となる本年度は、6月11日(金)にオンラインで開催され、「QCサークルの基本」の精神に則り、他の模範となるべき活動を行うサークルに賞が授与されます。本大会には、多種多様な企業や組織の事務・間接部門から8チームが出場しました。
主催:QCサークル本部・一般財団法人日本科学技術連盟
協賛:北海道支部、東北支部、関東支部、東海支部、北陸支部、近畿支部、中国・四国支部、九州支部、沖縄支部
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製造業や小売業などQCサークル活動が進んでいる業界が出場する中、TMJから北海道支部と九州支部の代表として2チームが出場、金賞と銀賞を受賞しました。アウトソーシングサービス業界では珍しいQCサークル活動を取り入れることで、一人ひとりの現場力を高め、日々の運営を継続的に進化。コロナ禍で現場の運営環境が大きく変化する中でも改善活動を留まることなく続け、さまざまな問題・課題に対する改善の取り組みが高く評価されました。
受賞チーム概要
北海道支部代表
サークル名 : ONE TEAM(ワンチーム)
活動内容 :
「オペレータのエスカレーション率削減」をテーマに、新人オペレータのOJTが本格的に始まる前の段階で既存オペレータのエスカレーションを減らし、管理者が残業を増やさずに新人育成に充てる時間の確保を目指すチーム一丸となった取り組み。メンバーのスキルアップと共にクライアントや他センターも交えた「全員参加」の改善活動で職場の成長と活性化に繋がっていることが高く評価されました。
受賞 :QCサークル本部長賞金賞
九州支部代表
サークル名 : せごどん
活動内容 :
育成・管理をワンセットにした体制つくりを進め、管理者主体の人材活用の促進を図りました。効率的な研修体制を確立、オペレータのレベルアップを図るなど人材育成を進めました。低迷気味であった鹿児島センターの改善文化を醸成するため、周りを巻き込みながら協力体制の構築に至るまでのメンバーたちの成長が評価されました。
受賞 :QCサークル本部長賞銀賞
今後もTMJでは、企業文化となっている「小さな改善」活動※を通じて、業務の品質向上による自社クライアントへの事業貢献と、業界全体の研鑽・地位向上へと繋げてまいります。
※「小さな改善」活動とは、製造業で一般的なQCサークル活動をサービス業にアレンジした小集団による改善活動。この活動を通してクライアント企業への提供価値の向上を目指し、現場力、問題解決力を磨いています。
株式会社TMJ概要
TMJは、株式会社福武書店(現・株式会社ベネッセコーポレーション)のインハウスコールセンターより独立分社化する形で1992年に設立。世界でも例のない継続型の会員制事業で培った生産管理、品質管理のノウハウを活かし、多種多様なクライアント企業のコールセンターの設計・運営から、調査・分析、人材派遣、人材育成などのサービスを提供しています。2017年には、セコム株式会社の100%子会社となり、より強固で安全性の高いグループネットワークを活かし、クライアントビジネスの成功をサポートします。