受賞概要
・チーム名:チーム108
・テーマ: 事業系バックオフィス チーム内リソースのマルチユース化
・受賞内容:銀賞
・講評:
サークル内の活動だけに留まらず、部署や組織の垣根を越えた改善事例は、サークル活動の範囲の広さを感じた。
クライアントの要望に素早く対応できる新たな働き方を実現させたことで、クライアントの満足度向上に繋がっている。また、チームの達成感が高まることで、新たな改善に取り組める可能性を感じた。
関東支部改善事例チャンピオン大会の概要
2016年度関東9地区(神奈川・茨城・京浜・千葉・埼玉・栃木・長野・山梨・群馬)で選抜されたチャンピオンが一堂に集まる発表大会です。
内容は、製造業の総合部門で9チーム、事務・販売・サービス部門で9チーム、JHS運営事例部門で3チーム、推進事例部門で3チームが出場し、発表を行う相互啓発の場です。
TMJの「小さな改善」活動
TMJ社内には、製造業で長年の実績がある「QCサークル活動」をベースにした「小さな改善」活動があります。コールセンター、バックオフィスセンターだけでなく、経理や人事といった管理サポート部門も含め、正社員からパート、アルバイトまで全従業員が「小さな改善」活動を実践し、2016年3月までに1276チームが参加しています。
問題点や効果を定量化しづらいサービス業であること、200を超える多様な受託案件ごとに勤務場所や勤務時間が異なる複雑な勤務体系であること、正社員からアルバイトまで複数の属性の従業員がひとつの業務に従事していることなど、アウトソーシングビジネスにおいては、「QCサークル活動」の全社的な推進が難しいと言われています。しかしTMJでは、経営理念である『Client Value』を実践し、クライアントの事業成長に貢献することを目指して、すべての従業員が日々改善に取り組んでいます。また、2012年からは、新たに中国・上海にある現地子会社においても、QC手法を用いた中国版「小さな改善」活動がスタートしています。