ダイレクト系自動車保険の計上・等級訂正・発送業務における業務プロセス改善事例です。
もともと各処理プロセスごとに担当者をそれぞれ配置していましたが、新規・保有契約人数の増加に伴い、業務量が増大し対応が追いつかない状況でした。そこで、業務効率化と処理プロセスの革新を目的にプロジェクトを開始。業務プロセスの可視化、フローの見直し、RPAの開発と開発者育成を行いました。また、クライアント企業のご協力のもと、各部門から2名ずつRPA開発者育成プロジェクトに参加していただき、その後の運用を見据えた体制強化を図りました。その結果、RPA導入による自動化で10人分のコスト削減と業務効率化(生産性向上)を実現し、業務品質の向上に貢献しました。
【コスト改善】処理プロセスごとに担当者を配置しているためコストが高い
【業務効率化】業務効率化が求められていたが、業務量増大により実行できていない
【業務拡大への対応】契約者の増加に伴い、事務処理量も比例して増加している
TMJからは次の提案を行いました。
【開発者の育成】
・各部門から2名ずつITリテラシーの高い人材を選定し、育成プロジェクトを開始
・2年目からは、外部委託のオペレーターからも開発者を育成
【業務プロセスの革新】
・業務可視化ツールを用いて、各処理プロセスと業務フローを可視化
・業務全体から見た体系的なフローへ見直し
・RPAが導入できる領域の見極め
【RPA開発】
・自動化によるミス削減・品質向上をねらいとしたシナリオ設計
・業務理解×ITリテラシーを有した人材がクライアントと協働のもと、現場の処理プロセスに則したRPAを開発
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