BPOの基礎知識
高すぎる目標、上への報告、現場との温度差——コンタクトセンターの担当者は、思っている以上に消耗します。ストレスの原因を解消するのももちろん大切ですが、まずは"今この瞬間の自分"を少し楽にしてあげることも大切です。
ストレス解消法19選
呼吸・リラックス系
ストレスを感じたとき、身体は無意識に呼吸が浅くなっています。道具も場所も不要。呼吸を意識してみましょう。
① 4-7-8呼吸法
4秒吸って、7秒止めて、8秒で吐く。会議前の30秒でも十分リセットできます。
② 深呼吸+ゆっくりまばたき5回
呼吸と動作を組み合わせることで、集中力が戻ってきます。
③ 姿勢を1cm後ろに倒す
報告書作成などでモニターに集中していると、前傾姿勢や巻き肩気味になってしまうことがあります。ほんの少し体を開くだけで、呼吸が自然と深くなります。
身体・ツボ・触覚系
ツボを押したり、ほぐしたり、頭で考えすぎているときは体に意識を向けることが最短の切り替えになります。
④ 合谷ツボ押し
親指と人差し指の付け根を押すだけです。モニタリング中や会議中など、「ながら」でストレスの解消ができます。
⑤ 足裏を床にぐっと押しつける
座ったままでOK。下半身に意識を向けると、頭に上った血が落ち着いてきます。
⑥ 奥歯を3秒噛みしめて一気に緩める
力を入れて抜く、それだけで全身がふっとほどけます。
⑦ 眉間を指でほぐす
「目が疲れた」ふりをしながら、眉間をぐりぐりと押してみてください。
⑧ 手のひらを太ももの裏で温める
体温を感じるだけで副交感神経が優位になり、気持ちが落ち着きます。
⑨ 耳たぶを引っ張る
リンパの流れを促すとされるツボ。眠気にも緊張にも使えます。
目・視覚系
視覚への刺激を意図的に減らすことが、そのままリラックスにつながります。
⑩ 目を閉じて10カウント
次の仕事に取り掛かる前に、「考えない時間」を意図的に作るだけで、頭の熱が落ち着きます。
⑪ 遠くを20秒見る
画面から目を離して焦点をぼかすだけ。視点と同時に、思考もいったんリセットされます。
⑫ 画面の輝度を下げる
光の刺激を減らすだけで、じわじわと脳への負荷が軽くなります。
思考・認知リフレーミング系
感情的になっているとき、視点をわずかにずらすだけで、不思議と落ち着きが戻ります。いずれも、心の中で行うだけでも効果があります。
⑬ 「これは5年後に関係あるか」と自問する
今の怒りや焦りを俯瞰する、即席のリフレーミングです。
⑭ 「今日うまくいったこと」を1つ思い出す
反芻思考をいったん止めて、脳の向きを変える小さなリセット法。エスカレーション対応や報告会での一言が頭から離れず、心のざわめきが収まらないときに試してみてください。
⑮ 「自分は今イライラしている」と心の中で実況する
感情に名前をつけると前頭前野が働き、不思議と冷静になれます。
行動・動作系
頭だけでなく、手や体を動かすことが気分転換になり、思考の回路が切り替わります。
⑯ 冷たい水を一口ゆっくり飲む
迷走神経を刺激して、即効性があります。ミーティングの合間に水分補給も兼ねて行える手軽さですが、効果が大きい方法です。
⑰ 書いて破る
言いたいことを紙に書いて、びりびりと破る。原始的ですが、効き目があります。
⑱ ペンを利き手と逆で持つ
普段使わない神経回路を動かすことで、頭の中がいったんリセットされます。
⑲ 机の引き出しを1か所だけ整理する
手を動かしながら小さな達成感を得られ、思考の切り替えにもなります。
まとめ
今回ご紹介した対処法は、その場をしのぐための小さな引き出しにすぎません。それでも、追い詰められているときほど、こういう些細なことが自分を助けてくれることがあります。忙しい毎日の中で、どうかご自身を労わる時間を少しだけ作ってみてください。
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