BPOの基礎知識
メンバーへの働きかけがうまく機能しない、上からの評価も得られない、改善策を試しても手応えがない——そんな状況でも現場を回し続けているあなたへ。閉塞感のある職場でも、消耗しない働き方はあります。
閉塞感のある職場で、どう立ち続けるか
まず、思考の罠に気づく
「何をしても変わらない」という感覚は、長く現場に立つほど積み重なりやすいものです。実際には変わっていないのではなく、変化が見えにくくなっているだけのケースが少なくありません。毎日の業務に追われていると、小さな前進を見落としがちです。先月と比べて対応件数が2件改善していた、以前は毎回確認が必要だったメンバーが自分で判断できるようになっていた。意識して探してみると、気づいていなかった小さな前進が見つかることがあります。
評価に左右されない軸を持つ
「頑張っても評価されない」という閉塞感は、多くの現場管理者が感じています。評価は、会社の方針や上司の判断、組織の状況など、自分ではコントロールできない要因に左右されることがあります。一方で「自分がどうありたいか」という軸は、状況に関わらず自分次第で持ち続けられるものです。「メンバーからの相談には必ず当日中に返す」「朝一番に現場の状況を自分の目で確認する」など、自分なりの基準を持っておく。それだけで、結果が出にくい時期でも消耗せずに立ち続けられます。
何か1つ、自分で決めてみる
受け身の運営に慣れてしまうと、「やらされている感」が積み重なり、じわじわ消耗していきます。ただ、すべてを変える必要はありません。朝礼の一言コメントを自分で考える、1on1のテーマを自分で設定する、今日の会議の進め方だけ自分で組み立ててみる。そのくらい小さなことで構いません。「これだけは自分で決めた」と言えることを1つ持つだけで、心持が変わってきます。
「現場の肌感覚」を強みと捉える
現場に長く向き合ってきたからこそ、メンバーの動き方や業務の流れ、うまくいかないポイントが肌感覚でわかる。「このメンバーはこういう伝え方をすると動きやすい」「今日のチームの空気は、何かがうまく噛み合っていない」。そうした数字には出ない現場の感覚の蓄積が、現場を見る目の深さになっています。その解像度の高さは、今日まで諦めずに向き合ってきたあなただから獲得できたものです。
今日のあなたへ
毎日全力で現場と向き合っているあなただからこそ、少しだけ自分自身にも目を向けてみてください。今回ご紹介したのは、今日からすぐに試せる手軽な方法です。一つひとつ取り組んでいくうちに、気づけば職場の景色がぱっと明るく変わっているはずです。
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