そして、7つ目のステップが本導入と運用のステップとなります。
本導入と運用時のポイントとして、最初から完璧を目指さず運用しながら改善していくことが重要です。実際に運用してから多くの改善点を見つけることができます。そして、改善を重ねることで最適なPDCAサイクルも構築することができるのです。
株式会社TMJでも人材育成において、研修の受講後の従業員の行動を重視しています。研修を実施して終わりではなく、同一基準の中でスキルの育成状況をしっかりと把握し、評価するPDCAサイクルを取り入れています。
また、定期的にスキルマップを見直すこともポイントとなります。スキルマップは一度作って終わりではなく、現状の業務に合わせてアップデートすることでより効果を高めることができます。業務内容が大きく変わったタイミングや人員の配置転換のタイミングは見直す目安のひとつです。
ただし、頻繁に見直しを行うとスキル習熟度の変化が見えづらくなるため、見直す場合は一定の期間を設けることがポイントとなります。