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BPOの基礎知識


初回投稿日 : 2020/09/14

生産性向上とは?定義や生産性を高める3つのポイントを解説

生産性向上

企業が継続的に収益を保つ上で、生産性向上は重要な要素となります。一方で、生産性向上をどのように業務に結び付けたらよいのか分からないという方も多いのではないでしょうか。そこで、今回は生産性向上の定義や生産性を高める上での3つのポイントについて解説します。

生産性向上とは

生産性向上を理解する上で欠かせない、生産性の定義や種類について解説します。

生産性の定義

生産性とは、企業が効率よく利益を上げているかを測るための客観的な指標のひとつです。それぞれの企業では資金・人手・物資などの経営資源に限りがあります。そうした経営資源を効率よく活用して生産性を高めることで、利益の最大化を目指すことができるでしょう。

労働者一人あたりにおける生産性は「労働生産性」と呼ばれており、「労働者が上げた成果」を労働時間や人件費などの「労働力」で割ることで算出できます。労働生産性を高めるためには、労働時間や人件費などの労働力を最小化させた上で、労働者一人あたりが生み出す成果を高めることが重要です。

労働生産性の種類

労働生産性には「物的労働生産性」と「付加価値労働生産性」の2つがあります。

物的労働生産性

物的労働生産性=生産数量(または売上高)÷労働量

付加価値労働生産性

付加価値労働生産性=付加価値額÷労働量
※「付加価値」について後ほど解説します。

生産性向上と業務効率化の違い

業務効率化とは、一般的に日常で行っている業務をあらためて見直し、無駄な部分を省いて効率化を求めていく作業です。業務効率化を図ることで、より少ない労働力で今まで通りの業務を行うことが可能になり、結果的に生産性向上につながります。つまり、業務効率化は生産性向上のためのプロセスのひとつだといえます。

生産性向上が必要になった背景

生産性向上が求められる背景として、日本では労働人口の減少があります。少子高齢化が進むことで、労働人口が減り、慢性的な人手不足が生じてしまう懸念があるのです。

人手不足は共働き世帯の増加によって支えられていた部分もありました。その一方で、働きながら育児や介護を担う人達が増えており、少ない労働力でも価値を生み出す生産性向上が着目されるようになりました。実際に、日本政府も働き方改革によって、各企業の生産性向上を推進しています。

<関連記事>働き方改革とは?働き方改革で変わる労務実務の7つのポイント

生産性を把握する3つの指標

生産性を把握するために重要な指標として、付加価値・労働生産性・労働分配率の3があります。ここでは、それぞれの具体的な内容についてご紹介していきます。

付加価値

付加価値とは、提供するサービスや物をより価値の高い状態にすることを指します。

付加価値の高い商品やサービスは他にはない魅力をもっており、顧客と継続的な接点をもつ上で重要な要素となり、粗利益とも呼ばれています。

労働生産性

労働生産性とは、労働者一人あたりがどれぐらい効率的に仕事を行っているかを測るための指標です。労働生産性を把握することで、企業全体の生産性を知ることもできます。

労働分配率

労働分配率は投入した人件費をメインに生産性を測る指標のひとつで、

投入した人件費÷付加価値

で計算します。

ポイントとして、投入した人件費に含めるのは給与部分だけではないという点があります。労働分配率は、全体として投資した金額における生産性の割合を確かめるための指標なので、給与以外にも福利厚生費や賞与などを支出として含めます。

労働分配率は低い方が企業にとってのメリットは大きくなります。投入した人件費が少ない状態でも大きな付加価値を作っているためです。一方で、労働分配率が低いということは、付加価値に対して人件費が低い状態だといえます。そのため、あまりにも低い状態だと労働者のモチベーション低下につながる恐れがあるため、慎重に考慮する必要があります。

生産性が落ちる理由

生産性が落ちる理由のひとつとして、長時間労働があります。長時間労働を続けることで、労働者の仕事における質が低下する傾向があるのです。人間はロボットではないので、長時間労働が続くと肉体的にも精神的にも疲弊してしまいます。その結果、通常時と同じような付加価値を作ることが難しくなってしまいます。

そのほかにもマルチタスクをこなす必要がある労働環境も、生産性の低下につながることがあります。あまりに業務内容が多岐に渡る場合、業務に専任を設けた場合と比較すると生産性が下がってしまうと考えられます。

生産性を上げるポイント

生産性向上のためには労働量の減少とともに、労働者一人当たりが上げる成果を増やすことが重要です。ここでは、生産性を上げるための具体的なポイントについてご紹介します。

業務の自動化

IT技術の進歩に伴って注目を集めているのが、業務の自動化です。

たとえば、AIを活用することで、人が行っていたテキスト分類を自動化することができます。企業に寄せられたお客様の声を活用できるように分類したり、目検で行っていたウェブ広告や投稿文の確認を行ったりとAIを活用することで自動化できる業務はあります。また、RPAサービスを導入することで、パソコンを使った作業の一部をロボットに置き換えることができます。

自動化することにより人によるミスをなくし、業務のスピードを上げ、より生産性の高い労働環境を作ることができます。

業務の標準化

働き方改革が浸透する中で、残業時間の縮小や有給休暇取得が推進されています。そのため、特定の労働者に頼った業務を行っていくのはリスクが高くなります。大切なのは、業務を標準化して誰でもできるような状態にしておくことです。

具体的には、業務のマニュアル作りやルールの徹底などを行うことが挙げられます。業務の標準化は生産性向上に役立つだけでなく、商品やサービスにおける一定の付加価値を保つ効果も期待できます。

アウトソーシングの活用

アウトソーシングとは、外部に自社で行っているサービスや業務を委託することを指します。アウトソーシングを遂行するBPO企業は、業務の効率化を得意としており、従来自社の社員で行っていた時と比べて、依頼することでより効率的に業務を進めることができる可能性があります。

また、社員は一部の業務を外部へ委託することでコア業務に集中することができ、コア業務の質を高めることもできます。業務を効率的に行いながら、コア業務の質を高めることで企業の生産性向上につなげることができます。

<関連記事>BPOとは?特徴から導入のメリット・ポイントまでやさしく解説

生産性を上げて高収益企業になるために

生産性を上げることで、少ないリソースでより大きな利益を生み出すことができます。結果的にその後の事業拡大にもつなげる可能性があります。

株式会社TMJでは記事内でもご紹介したAIテキスト分類RPAサービスをはじめ、企業の生産性向上につなげるためのサービスを幅広く提供しています。自社の生産性に課題を感じる方はぜひご相談ください!お問い合わせは、<こちら>。

執筆者紹介

業務改善ノート編集部

ビジネスのデザイン力で、事業の一翼を担うBPOパートナーのTMJ。将来にわたる経営環境に最適なビジネスプロセスを設計し、事業を代替することで、クライアント企業の継続的な事業成長を総合的にサポートしています。

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