フィールドセールスとは、顧客のところへ直接出向き、対面で商品などについて提案や商談を行う従来型の営業手法を指します。
オフィス外での活動が基本であるため、外勤営業と呼ばれる場合もあります。企業によって異なりますが、リードやアポイントの獲得からクロージングまで、一連の活動をひとりの営業担当者が行うのが一般的です。
フィールドセールスとインサイドセールスの違いとして、顧客の検討フェーズが挙げられます。
フィールドセールスは見込みの高いホットリードへの提案やクロージングが多いのに対し、インサイドセールスは顧客との関係構築やナーチャリング(顧客育成)から始め、検討フェーズを上げることに重きを置くという違いがあります。
また、対応できる顧客数や役割にも違いがあります。
フィールドセールスでは実際に担当者が顧客のもとを訪問したり、オンライン商談を実施したりし、顧客に合わせた提案や商談を行うため、対応できる顧客数が少ない傾向にあります。
インサイドセールスでは電話やメールなどを中心に、フィールドセールスと顧客の接触機会を創出するための非対面でのコミュニケーションを行います。アポイントの獲得やリードの育成がメインとなり、具体的な提案や商談は行わないため、より多くの顧客に対応することが可能となります。