マネー・ローンダリング及びテロ資金供与やクレジットカードの不正利用防止のためには、属性確認以外にも二重三重の対策を行うことが推奨されています。属性確認以外の方法としては「本人確認の強化」「券面認証(セキュリティコード)」「行動分析」などがあります。
本人確認の強化:登録しているパスワードや生年月日、デバイス情報をチェックすることによって本人かどうか見極める方法
券面認証(セキュリティコード):クレジットカードの裏面に記載されているセキュリティコード(数字 3~4 桁)を打ち込んでもらうことで、カードの実物を持っている本人かどうかを確認する方法
行動分析:利用者の過去の取引履歴を確認して、リスクや不正利用かどうかを見極める方法
どれか1つの対策を実施するのではなく、複数の対策を実施することで不正利用の危険性を大幅に低減させられます。しかし、人手が足りず、社内で対応できない場合もあるでしょう。特に導入当初はノウハウが十分ではないこともあり、運用に時間や工数がかかることも考えられます。そのような場合は、確認作業の一部をアウトソーシングすることで、導入直後であっても効率的な運用が実現します。