最初にBCPの立案・策定を行います。BCPの発動基準・役割分担・対応手順などを策定します。
BCPの発動基準を明確にすることで、関係者の足並みがそろえ、復旧まで時間を短縮することができます。基準を設ける上で、通信障害の発生を想定して、外部に基準をおくことがポイントとなります。たとえば、地震が起きたとき震度7発表されたらBCPを発動するなどが一例です。
発動時の役割分担の策定も大切です。復旧に対応する上で、社内の復旧を担うチームだけでなく、社外関係者との連携を行うチームも必要となります。また、大規模災害などでは怪我などで役割を果たせないメンバーの発生も想定して、リーダー役には複数の従業員を任命しておいたほうが安心です。
対応手順の策定も重要な要素です。それぞれの役割に応じて、従業員はどのような対応を行ったらよいのか時系列で計画を立て、策定します。