二つ目の課題として、代表電話への問い合わせ内容に応じた関係者へのスピーディーな取次ぎが難しいことがあります。
問い合わせ内容に応じて転送を行う転送を行う体制を整えていた場合でも、テレワークではスムーズな取次ぎが難しい場合があります。
たとえば、オフィスに出社している場合には内線で手軽に転送できていたのが、テレワークの場合には個人用携帯にかけ直しが必要になるケースもあります。
また、テレワークでは従業員同士でお互いの現状を詳細に把握することが難しく、関係者に的確かつスピーディーな転送を行うことが難しくいケースもあります。
たとえば、転送先の担当者が席から近かった場合、オフィスの場合は離席しているかすぐにわかる一方で、テレワークでは状況をつかみづらく、折り返しが可能な時間も読みづらいことがあります。
取次ぎでお客様をお待たせしたり、他の連絡手段が明確でなかったりすると、商談の機会を失う恐れもあります。さらに、取次ぎがうまくいかないことが重なれば従業員同士の信頼関係が悪くなり、社内のコミュニケーションに悪影響を及ぼす懸念もあるため、注意が必要です。