バックオフィス業務をアウトソーシングする際は、委託する業務フローと責任範囲を明確にすることが大切です。
アウトソーシング先の業務フローを把握しておくことで、業務の進捗状況が把握しやすく、スムーズな連携を実現し、業務のブラックボックス化を防ぐことができます。トラブルが発生した際にも業務フローが明確なことで、原因を特定しやすくなる可能性があります。
また、業務における責任の範囲もあらかじめ明確にしておくことが大切です。
たとえばアウトソーシングの場合、委託元である企業は委託先の一般従業員に対して直接指示することは禁じられています。もし、直接指示を出した場合には、偽装請負とみなされる可能性があり、注意が必要です。
契約内容に具体的に責任範囲を盛り込み、お互いに合意した上で業務を進めることで協力体制を築きやすくなります。